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経産省が応援!これから「デザイン補助金」が熱い理由

経済産業省が「デザイン分野」を優遇する予算を計上しました。この予算が通れば、製品をデザインする費用に使えるデザイン補助金が新設される予定です。売れる製品を作るためには、売るためのデザインが必要ということなのだと思います。今回はデザイン補助金について、お伝えします。 


1.「デザイン補助金」が創設!?

1−1.中小企業向けの優遇策

経済産業省が中小企業向けの優遇策として公表した平成27年の概算要求に「デザイン補助金」が入っています。

1−2.ものづくりの「デザイン」を優遇

製品の付加価値を高めるための製造会社とデザイン会社が協業して製品を事業化するための予算として新規に112億円の予算がつく予定です。

2.デザイン補助金の正式名称は、「革新的ものづくり産業創出連携事業」

2−1.革新的ものづくり産業創出連携事業とは

経済産業省がものづくりとデザインを連携した製品の事業化に112億円の予算を計上したのが、革新的ものづくり産業創出連携事業です。特定ものづくり基盤技術にデザイン分野が入ることになりました。

2−2.特定ものづくり基盤技術とは

製造業が使えるものづくり系の補助金は、特定ものづくり基盤技術に指定されている技術分野が対象になります。この技術分野から外れている分野では、ものづくり系の補助金は使えません。

2−3.デザイン分野が技術分野に指定されます!

ナント!特定ものづくり基盤技術にデザイン分野が指定される予定です。つまり、デザイン補助金が新設される可能性があります。

3.デザイン会社に仕事が殺到!?

3−1.デザインが熱い理由

特定ものづくり基盤技術にデザイン分野が指定されたことで、商品をかっこよくデザインするための費用が補助金の対象になる可能施があります。

3−2.デザイン費用の3分の2が補助される!?

過去のものづくり系の補助金では、事業化するために必要な費用の3分の2が補助金されています。つまり、商品をデザインするために必要な費用の3分の2が補助されるデザイン補助金が新設されふ可能性があります。

4.想定されるハードル

4−1.予想されるハードルとは

デザイン費用の3分の2が補助金で賄える訳ですから、デザイン会社に仕事が殺到すると思います。ただ、こんなハードルが予想されます。

4−2.共同申請

革新的ものづくり産業創出連携事業の補助金を申請する際には、申請者と一緒にデザイン会社も共同申請しなければならない可能性があります。

4−3.デザイン費用に上限が設定

革新的ものづくり産業創出連携事業の補助金は500万円〜1500万円になると予想しています。恐らく、デザイン費用に使えるのは最大でも半分くらいだと予想しています。     

4−4.試作品の開発費用の先払い

ものづくり系の補助金は、費用を先払いする方式が採用されています。試作品をデザインする費用を申請者が先払いしないと補助金がもらえない可能性があります。

5.現在の「デザイン補助金」状況

5−1.概算要求の段階、つまり、まだ正式決定していない

革新的ものづくり産業連携事業は経済産業省が概算要求している段階です。112億円の予算が削られる可能性がありますし、そもそもデザイン分野が削られる可能性もあります。

5−2.あくまで概算要求に基づいた予想

この記事は革新的ものづくり産業連携事業の概算要求に基づいた予想です。ただ、安倍さんが総理大臣になってからは概算要求はすんなり通っていますので、デザイン補助金が新設される可能性は高いと思います。